2005-09-02
タグによる重み付け - 誤解されたSEO
Yahoo! JAPANのページ検索優先表示や、CSSファイルのインデックスなど、SEO絡みの話題が多い。
また、このSEOに関しても、誤解や風説などにもこと欠かないのも事実である。
誤解されたSEO
実際、隠し文字(テキスト)や隠しリンクなどはペナルティを受ける可能性は低い。
また、h1などをCSSで見た目を小さく表示するようにしても、何の問題もない。
さらに、Googleはいわゆる"SEO"をスパムと同等と捉えていて、一般に知られているスパムではなく、"SEO"の方がペナルティを受ける可能性が高い。
この"SEO"とは、今まで本やサイトなどで上位表示に効果があると言われてきた検索エンジン対策のことである。
SEOを、ソースの微修正など部分的な「ドーピング」まがいの発想で実践すると、ほとんどが"SEO"になりかねない。
今回は、もっとも常識とはかけ離れた検索エンジンの実態を提示してみる。
タグによる重み付け
タグの重み付けについて、通説では「h1 > h2 > h3 > h4 > h5 > h6」と想定している。また、「strong > em」であり、strongとh3は同等だろうと編集人は考えていた。
ところで編集人は、 検索エンジンのアルゴリズムやペナルティを検知するために、複数のアンテナサイトを立ち上げているが、より精度を高めるために、他の要因が及ばないような無菌状態の実験室仕様にしているサイトも持っている。
実験サイトで重み付けを検証
その実験結果であるが、実に常識を覆す結果を見せてくれている。
| Yahoo! | MSN | |
|---|---|---|
| h2 | h4 | strong |
| strong | h2 | em |
| em | em | h4 |
| h4 | h3 | h3 |
| h3 | h1 | h1 |
| h5 | strong | h2 |
| h1 | h5 | h5 |
| h6 | h6 | h6 |
これが、あるキーワードのタグの重み付けの順番である。また、別のキーワードでは、違う順番になっている。
通説通りの重み付け順位ではないことはもとより、各検索エンジンごとによっても違っている。場合によっては、キーワードや文章の書き方によっても変化するからややこしい。
さらに、上記の表のどこかに、単なるpが入り込む。つまり、普通の段落タグの中にある方が、見出しタグなどよりも重み付けられるケースも見られるのである。
よって、重み付けしたはずなのに、評価が下がってしまうという逆転も生じるのだ。
正しい検索エンジン対策とは
要するに、一般的に語られている"SEO"は、ほとんど破綻しているのである。
確かな検証もなく、摘み食いばっかりやっていると、効果は見られないし、逆にペナルティを受けかねないことを肝に銘じておこう。
もはや、検索エンジンの方を向いて、小細工を弄してもリスクは高まるばかりとなっている。
Yahoo! JAPANが、YSTを前面に出す時は、日本において最高に不安定な時代がやってくるということかもしれない。
2005-09-02 01:54 PM



