YSTのルーツ Inktomi

ポータルと検索のシェアは日本一、Yahoo!(ヤフー)の書

Google(グーグル)とYahoo!(ヤフー)とMSNサーチ(マイクロソフト)のSEO 対策

2004-06-29

YSTのルーツ Inktomi

YSTとはYahoo! Search Technology、実態はYahoo!が買収したInktomiと、Yahoo!に買収されたOvertureが買収していたaltavistaとAlltheWebということである。

元締めはYahoo!であること、そのYahoo!は一番最初にInktomiを買収していること、2003年夏ごろではGoogleの代替としてInktomiを名指ししていたこと、Yahoo!のロボットはYahoo! Slurpといって、元InktomiのロボットのユーザーエージェントのSlurpを名乗っていること、そういった状況証拠から、YSTのベースはInktomiであると考えて間違いないだろう。

altavistaやAlltheWebの技術がどれだけ採用されたのか、逆にメインのInktomiのスタッフがどれだけaltavistaやAlltheWebの技術を習得できたのか、それは定かではない。

ではInktomiとは何だったのか?

そこで、まだ残っているInktomiのサイトのヘルプを見てみよう。
ヒントと例文

注目するべきは、検索式によってすべてのメタタグを検索できるということ、アルファベットの大文字小文字を区別すること、Googleより数年前にデビューしていて、「従来のブール論理検索」を越えた高度な統計的判断能力を持つInktomi Searchという表現である。

余談であるが、Googleと新MSNサーチは、同じ統計理論でもベイズ理論を採用している。ベイズ理論の方がより高度で、かつ人間臭く、さらにデータベース自体が学習し成長するということが特徴的である。
そのベイズ理論は、ほとんどのメールスパムフィルタで採用されており、その面からも、人間が作成するテキストを検索し、ある基準に照らし合わせて、好ましいもの好ましくないものを選別するというすばらしい実績を持っている。

本題に戻って、ヘルプから推測されるInktomiの基本形は、キーワードの記述量や記述率などがメインとなりそうである。しかもメタタグまでに範囲が広がっている。

上記のInktomiのヘルプページにある特殊検索のほとんどが使えないので、インデックスの形式が変更しているのは間違いない。YSTのアルゴリズムはかなり洗練されているだろう。

ところで、InktomiにはなかったWeb Rankなども期待できるのだが、まだ正式実装されておらず、それどころかWeb Rankが表示されるベータ版のCompanion Toolbarさえ入手できない状態で、いつYSTに貢献するようになるのか…

2004-06-29 10:25 PM

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